ネットの壁とは、旧住人支配の壁である

供給者がいない(=旧観念発の発信者しかいない)のは、ネット世界も同じである。むしろ、ネット(投稿サイト系)は、発信欠乏の強い自分発の観念妄者たちの魔窟と化しており、供給の最悪モデルを提供していると云っても良い。

本来ならば、活力再生需要に応える最適の場がネットになる筈であった。実際、この5年間で5千万人もの人々がネット世界に新規参入した。しかし、その大半は数ヶ月で幻滅して出ていった。何故か?

そもそもネットは需要幻想(とりわけ、実数の千倍・万倍もの人が見てくれているという、読者幻想)に支えられており、数ヶ月ほどして実態が見えた時の失望は、極めて大きい。その上、発信者は自分発の旧住人で占められており(=ネット画面全体が自分発の旧観念で埋め尽くされており)、従って、求める活力再生の答えなど、どこにも無い。それどころか、匿名の闇空間に隠れた誹謗中傷が飛び交う魔窟と化しており、それを目にした新規参入者たちの幻滅は計り知れないほど大きい。
こうして、新規参入者の大半は、ネット世界から出てゆき、旧住人と同じ体質の者だけがネット世界に居残るという悪循環によって、ネットの旧住人支配が続いてゆく。

それでもごく少数は、良質な読者の存在を信じて、良心的なサイト運営を続けている人も居る。しかし残念ながら、「良質な読者の存在」というのも幻想である。良質な読者は、数ヶ月で消えてゆく新規参入者の中にしかいない。アクセス数に占めるその比重はごく僅かであり、ネット世界のアクセス数の大部分は継続読者=サイト運営者で占められている。つまり、ネット読者の大部分は、自分発のサイト運営者=旧住人なのである。
従って、新規参入者が(良質な読者に期待して)良質なサイトを立ち上げても、投稿者はもちろんアクセス数も上昇してゆかない。

こうして、5千万人もの人々をネット世界から追い出してきた旧住人たちの罪は極めて重いと云うべきだろう。
ともあれ、ネット(とりわけ、投稿系)は、旧住人に支配されて終っており、それがネット上で新需要に応えてゆく上で、最大の壁となっている。従って、このネットの壁を突破するには、(自分発ではなく)みんな発のまったく新しいサイト運営者を育ててゆくしかない。
その意味では、旧住人に対する妥協は禁物であり、旧住人が支配するネット界の成功事例(exブログが伸びていること)なども、決して鵜呑みにしてはならないだろう。

四方勢至