旧観念は同化回路を麻痺させる

最近「相手の感情」をいとも簡単にネグレクトする‘自己中’が増えているのはなぜだろう?

一応人間なら同化回路を持っている訳だから、やっぱり先端の観念部分が個人主義や人権主義に完全に染まっているからだろうか?

確かに、個人主義も人権主義も、自我発の自分の都合だけを正当化し、それを補強するためにつくられた観念。しかも最近は、むしろ旧観念による共認支配が強まってきている。

個人主義・人権主義などの旧観念を捨て去らないと‘自己中’から抜け出せないとしたら、これは身近な恐ろしい問題だ。旧観念というのは、自分の頭の中だけを充足させさえすればそれでいいのだから、他人の感情や周りの状況などを捨象してもそれほど問題と感じなくさせる。挙句の果てには、人間の能力の基底部分を成す「対象性の獲得」という次元さえ麻痺させてしまいそうだ。

匿名希望