自己中とは共認非充足の裏返し

自己中とは家庭の無圧力化→過保護が原因だと思っていましたが、多少疑問が出てきました。
家庭の無圧力化とは、家庭内に社会につながる課題(生産行為)が無い為に起こります。
また、貧困の消滅という私権圧力からの開放もそれに拍車をかけています。
しかし、無圧力だったら、ボーっとしてればいいのであって、自己中殺人を起こすほどの負のエネルギーの出所が良くわかりません。
つまり、無圧力→過保護状態は自己中という状況を温存させる状況であるとは思いますが、それは後ろ向きの自我の増大であり、せいぜい、引きこもりや愉快犯的2ちゃんねらー程度までしか説明できないのではないかと思います。

それより、影響が大きいのは共認非充足状態なのではないでしょうか?
共認動物である人類にとって、共認充足が得られない状況というのは、幻想にでもしがみ付いてその不全を捨象する必要があるのだと思います。その幻想が強く自我回路と結びつくことで、ますます共認不全に拍車がかかるという悪循環に陥ることになるのではないでしょうか。そして、最後には、攻撃的な負のエネルギーを爆発させる自己中殺人などに至るのでは無いかと思います。

>この生殖集団こそ、サル・人類における集団形成の原基構造です・・・・重要なのは、この集団が共感機能を発展させた充足共認や更には役割共認(例えば、 オスは闘争と庇護、メスは出産と親和という様な)によって統合されている(つまり、雌雄共認によって形成されている)という点です。<

無圧力化に伴い、課題共認が無くなり、さらに役割共認が無くなることで、家庭に残っている生殖集団としての充足がどんどん低下しているのだと思います。特にそこでの共認充足の低下は、自我の暴走に繋がっているのではないかと思います。

自我を制御できるのは、共認圧力です。しかし、共認充足による充足構造ない限り、共認圧力は機能しないのではないかと思います。

鈴木龍也