学校としてではなく・・・

学校を地域のコミュニティーの核に・・・、という取り組みは、都市計画の勉強の中でもよく挙げられる課題でした。

学校というのは『地域の軸』となる一番の場になりうる所であると思います。実際昔は自然とそういう機会が頻繁ににあったのですが、現在では、犯罪が起こる可能性があるとして、学校自体を開放しなくなってしまいました。門は閉じられ、警備員までも配置されるようになったとか。
こうなってくると、学校を地域に開放するのは難しくなります。
また、地域住民が集まる機会を作ったとしても、参加者が集まらなかったり、という問題も起きるようです。

どうしたら、学校が地域コミュニティーの核となるか。
そうするには、学校側の大きな改革が必要であると私は思います。

今の段階では、ソフトな計画が先行しているようですが、もっとハード的にも計画の構想を持っていってもいいんではないでしょうか。
学校は『学校』という枠で存在するのではなくて、『共同の場』の中の『教育の場』として存在するという認識ではどうでしょう。
例えば、公共施設(コミュニティーセンターなど)の中に教室を組み込んだり、レストラン(食堂?)と併設して、給食の代わりにお昼はそこで食事をしたり。外部の人と生徒が接する機会も増えるでしょう。学校を開放するのではなく、教育の場を地域に組み込んでいくという感じでしょうか。
安易な考え方で、現実的ではないかもしれません。しかし、思い切ったことをやってみないことには、『学校』は廃れる一方で、地域のつながりもなくなってしまうかもしれません。

河野梨恵