私たちは「自然の恵み」をいただいている。

今、皆の周りの環境は便利さで溢れています。欲しいものがあればお金を出せば買えるし、腹が減ったらコンビニがあり困る事はない。こんな状況が当たり前になっています。

ここで食べ物を例にしてみると、食物というものはいつでも手に入るからと言って、簡単に作られているのではありません。自然という環境の下で様々な条件下で作らなければならないのです。雨の日も風の強い日も、雪が降ろうが猛暑であろうが。農業という仕事はこの自然を相手にしているのです。

食物たちはこの自然の恵みを受けて成長し、私たちの食卓に登場します。「今日は雨で面倒だから」なんて弱音を吐いていてはすぐに食物はダメになってしまいます。

そう考えると、スーパーに並んでいる食物すべては農業に携わっている人の手や自然の恵みを受けているということが分かります。その食べ物を「嫌いだから」という自己中心的な考え方で捨てるのはもってのほかです。

自分で体験してみればその大変さは一目瞭然。人間の観念で作られた便利な空間から抜け出し、農業という自分の意のままにならない空間で仕事をするのはとても重要な事です。