小学1年生が、入学1週間で感じた違和感~「チャイムが私の邪魔をする」~

312871で紹介されている、デモクラティックスクール(サドベリースクール)で学び育ち、12歳で デモクラティックフィールドのらねこを立ち上げた、星山まりんさん。
サドベリースクールに通うきっかけとなった、まりんさんが小学校に感じた違和感。
当時のことを、まりんさんのお母様が手記にされています。
別の事例(318456)もあるように、学校の強制圧力が、追求の邪魔をすることを、子供たちは本質的に見抜いています。
AI-am 小・中・高に通わずに大学へ行った話と、これからの「学び」の話
8.デモクラティックスクール(サドベリースクール)/手記 ~子どもから教えられたこと~ リンク
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●「学校ってふしぎがいっぱい」
ランドセルを背負って小学校に行く、をしてみたかった娘は、その日がくるのをワクワクしながら待っていた。
ところが入学式の帰り道。
「学校ってふしぎがいっぱいやなあ」と娘。
「ふしぎ?」
「うん、ふしぎ。なんで男の子は青色で、女の子は赤色なん?」
「うーん…」
「なんでみんな決まってんの?」
彼女がとらえた本能的な感覚にわたしは考え込んでしまった。
以降も学校に行くたび、ふしぎさは増していった。
チャイムにクラス、時間割。宿題、点数(評価)、赤ペン、シール。ふでばこの中味のチェック。自由に飲めないお茶。トイレ。ごはん(給食)の食べ方。友だちの呼び方。表現の自由がないこと。暑かろうと寒かろうと生徒だけは履かないといけない靴下に靴。矛盾している先生の言葉、態度、など、娘がもった疑問は数知れない。
学校には行きつつも、学校とキョリをおいて、ふしぎにみえるその世界を、ジィーと観察していたのだろう。
●ああそうか、そういうことなのか。目が覚めた言葉
始業式から一週間ほど経ったときだ。娘が放った忘れられない言葉がある。
「チャイムって、メチャクチャいじわるやねんで!! いっつもわたしのジャマするねん!! うんてい(遊具)やってるのにすぐに鳴って、もうやったらあかんってチャイムがいうねん! なんでチャイムが決めはんの? チャイムのいうとおりにしてたら自分のしたいことわからんようになってまうやんな」
この言葉をきいたとき、ああそうか、そういうことなのか、とおもった。自分のしたいことがわからなくなる仕組みはここにあったのか、と。
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引用終わり



樫村志穂美