枠を取り払い、サポート役として見守り子供の能力を伸ばす広尾学園

枠を取り払い、サポート役として見守り子供の能力を伸ばす広尾学園
先生のインタビューを紹介します。
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なぜ受験生が集まるのか? 広尾学園、5年連続志願者増の理由に迫る
(リンク)より引用
 独自の校風と常に改善を試みる姿勢で志願者を伸ばし続けている、東京の中高一貫校広尾学園」。2012年以降、5年連続で受験者数が増加している理由は何なのか。広尾学園の冨田宗良先生と金子暁先生に話を聞いた。
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◆既存の枠を取り払うことで生徒の力を伸ばす
--広尾学園は、ICTを積極的に導入しているイメージが大きいと思いますが、その点のご評価はいかがでしょうか。保護者の期待感はあるのでしょうか。
金子先生:あると思います。家庭で教育に熱心であっても、教育がどんどん変わっていく中、把握するのは難しいですよね。それを教育の専門である学校が提案していけると思います。
--昨年、デジタルファブリケーションのラボを立ち上げられましたよね。
金子先生:最初のきっかけは生徒から、コミュニティの空間を作りたいという提案からでした。3Dプリンターなどを導入してほしいと。現在、ラボは生徒たちが運営しています。
--それだけ柔軟な受け皿が学校にあるということですね。
金子先生:これまでの学校では、生徒から質問されたときに教師は「知らない」とは言えなかった。けれど、私たちは知らないことは知らないと言います。生徒も専門性の高いことをしているので、分野が違うとわからないこともある。
 伝統の重みや積み重ねがない分、時代に合わせて必要なものを選択していける。それは強みだと思います。今までの学校は枠の中でやりなさいという傾向があり、それは教師としても楽だった。けれど、時代の流れもあり、その枠に納得や満足ができない生徒もいる。その枠を取り払うと、どんどん伸びる。抑えるのではなく、サポート役として見守るのがベストではないかと思っています。
(中略)
◆世界に通用する学校へ
--今後の広尾学園が目指す方向性などをお話いただけますでしょうか。
金子先生:広尾学園では学校の見学を受け付けているので、全国の学校から見学にいらっしゃいます。昨年は進学校の見学が大変多いのが特徴でした。特に後半からは海外の見学が増え、大学の教授や、OECD関連の方、大臣や大使などがいらっしゃいました。数年前までは首都圏で伸びた学校として知られていたのが、日本全国に広がり、今後は海外で注目される学校にまでもっていきたいと思います。
 これまでの日本では「文武両道」といわれてきましたが、両方とも自分の利益のためのものなのです。そこに社会貢献などはほとんどなかった。しかし、どれだけ社会に貢献できたか、国際レベルでどういった活躍をしたかが海外の大学では問われます。今後はこの部分が絶対必要になってくる。広尾学園ではその用意や後押しをしますし、何よりも生徒たち自身が探して見つけてきます。
 去年、私が説明会で話したテーマは「生徒が日本の教育を越えていく」でした。学校としては、日本の教育の良さは土台としてもちながら、それを越えていくのが広尾学園としてのミッションだと思っています。
--ありがとうございました。
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松下晃典