東京武蔵野の聖徳学園小学校の取り組み 知能教育教材の動画あり

今朝、TBSのワイドショー「ビビット」で、東京武蔵野の聖徳(しょうとく)学園小学校の特集がありました。全校生徒の平均IQ150超、その取り組みは?というテーマでしたが、類塾の根幹メニューにつながる部分・参考にできる部分も多くあったので、HPなどから紹介します。
HP上には学校紹介パンフレットと、「聖徳の教育」という冊子があり、学校独自の取り組みについて読み応えがあります。
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■考える力を伸ばす方法
(1)知識を習得する力
 知能を伸ばすことにより、多くの知識を無理なく習得する能力。
(2)知識や技能を活用する力
 学習によって習得した知識や技能を適切な場面で活用する能力。
(3)洞察力・総合的判断力
 情報を的確に処理し、状況を判断していく能力。
知能をこの3種類の能力に分類しています。
「(1)知識を習得する力」に関しては、能力が十分でなくても努力をすることで補うことができます。
但し、インターネット上の検索エンジンがこれだけ発達していますので、知識を脳に記憶しておくこと、脳から引き出すこと、これらの価値は、相対的に低くなっています。人がGoogleYahoo!以上に知識を習得することはできませんし、必要もないと言うことです。
2番目の「(2)知識や技能を活用する力」はいかがでしょうか。この能力を努力で補いきれるかどうかというと難しいと思います。活用するという点では、知識を引き出した後に、どうしていくかということになります。今までの経験を活用したり、試行錯誤をしながら考えますが、ベストの方向に進めるか、見当違いの方向に進んでしまうかはその人の思考力次第なのです。
3番目の「(3)洞察力・総合的判断力」についてはとても高度な思考が必要とされます。
知識や技能を最適なものを抜き出し、多角的に分析したり、組み合わせて使うことがこれにあたります。新しい問題に直面した時に、いかに解決していくか、この力が必要になります。テストでは計れませんが、生活の中で多くの場面で必要になります。
例えば次のようなときです。将棋やオセロの次の手を選ぶとき。のび太がお母さんに0点を告白するとしたら、どんなときにするのがいいのか考えるとき。会社を独立するのがいいのか、それともしないほうがいいのか、判断するとき。これらの洞察力・総合的判断力・発想力・創造力などは、コンピュータができない、今後の社会で一番求められていく力といえます。
■教えるのではなく、自分で考える授業
◆教科の特徴
・知能訓練
 子どもたちの考える力を伸ばしていく授業です。アメリカの心理学者J.P.ギルフォード博士(1897-1987 南カリフォルニア大学名誉教授)の知能構造理論に基づき、90通りの知能因子(思考方法)を1週間に一つずつ刺激をします。1年生から4年生まで90分授業で行います。子どもたちの意欲を引き出し、効果的な授業が行えるよう専門スタッフの二人指導で行います。子どもたちがパズルやプリント、ゲームなどに夢中で遊ぶことで、自然と考える力がついてきます。知能因子でいうと、全ての力を養
います。
 国語科においては、聖徳の子ども達特有の思考・感情あるいは意識といったものをもとに、言葉に先行する精神発達の成長課題を教材として設定しています。ここでいう「言葉に先行する・・」という考え方は、人が言葉を獲得し、表現したり伝えたりするなどといった機能を身に着ける以前にすでに頭の中で人として成長していくうえでの課題、たとえば、場をとらえる意識や様々な対人感情などが育ってきているという考え方であり、その課題を意識的に取り上げ、授業の中で各ねらいにそってみなで考え話しあい、文書としてまとめるなどを通し精神的発達を促すことを目的としています。それはまさに児童の生きていく力を育むものといえます。授業での話し合い活動、議論を通して、概念での評価力、拡散思考力、転換力を養います。
・数学
 「算数」と言わずに「数学」と読んでいます。より深く、広く学ばせることを意図しているからです。十分時間をかけて考えていけるように、授業時間を90分にしています。また、二人指導制、習熟度別クラスを実施し、子ども達の力を最大限伸ばしていけるようにしています。6年生10月までに6年間の指導内容を終え、それ以降はまとめや発展的内容を行います。公式にあてはめるだけでは解けない応用問題や答えが一つだけではないオープンエンドな問題を考えることで、知能因子でいうと、 集中思考力、拡散思考力を養います。
・理科
 本校では「生活科」を教科教育としては取れ入れずに2年生から「理科」として授業を行っています。観察や実験などの直接経験を重視しながら、科学的な見方、考え方を養うことを基本方針として指導しています。そのため、実験・観察を6年間で150回以上行っています。時には、かつて科学者たちが長い年月をかけて苦労に苦労を重ねて発見したり確認したりしたことを、児童にも同じように経験させることもあります。様々な実験、観察をし、結果を推理、予想していくことで、 評価力、集中思考力、拡散思考力を養います。
・絵巻物づくり 平家物語 屋島の戦い
 本校では全国で唯一、歴史教育、地理教育としてカリキュラムを組んでいます。それは中学校で習う学習の前倒しではなく、「昔話を聞いて場面絵を描く」ということから始まり、「人物伝学習(人物の一生と社会との関わり)、そして、日本通史と学びます。修学旅行では授業で学んだ吉田松陰ゆかりの地を訪れます。歴史的な転換点の要因や背景を考えることで、概念での見通し力と転換力を養います。
・数学特研 ロボット製作 マインドストーム
 本校の児童は知的好奇心や意欲が旺盛で、好きな教科に対して踏み込んだ学習の意欲が育まれていきます。そこで、5,6年生を対象として特別研究の時間を設け、規定の学習の枠にとらわれずに児童の創意工夫を活かした自由で大胆な研究学習を指導し、一人ひとりの個性や能力を伸ばします。
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タコ墨。