小学生なのに、眠る時間が遅くなるほど宿題が多い??②

①の続きです。
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■ホントに量が多い場合
ダラダラ取り組んでいるのではなくて、中にはホントに宿題の量が多いお子さまもいます。ちなみに多い少ないの目安ですが、集中して取り組んだとしても1時間は超える、、という量なら多いですね。
○もちろんメリットもありますが・・
宿題が多いことにメリットもあります。
毎日毎日その量を取り組むことで、学力はもちろんですが、時間の管理能力・自己管理能力・段取り力がつきます。
冒頭のお子さまは、うちの教室に来られる時も必ず、隙間時間にできる分量の宿題を携えて来ます。授業が始める前の数分の間に1つ宿題を終わらせる、というような、大人顔負けの段取り力です。子どものうちから、そんなに時間を切り刻んでまで勉強するのはどうか?ということはさておき、そういった「管理能力」って社会人になってから身につく場合が多いので、これは大きなメリットだなぁ、とは思います。
○力の入れ方に強弱をつけよう
宿題の数にすると5つ以上。時間にすると集中してやっても1時間以上かかる。ここまでくると、はっきり言って出しすぎだと思います。そういうお子さんは、、ズバリ言いますが、、手抜きしてください(笑)
「えっ!? 手抜きしてもいいの?」と思いましたか?はい、いいんですよ(笑)それだけの大量の宿題なら、絶対量はこなせているんだから、すべて同じ力の入れ方できっちり取り組まなければいけない、なんてことはないです。
だって、そもそも宿題ってなんのためですか?
「今日習ったことを定着させるため」「自分がわからないことを発見するため」私は宿題の目的は、この2つだと思うんです。この2つ以外のこと(もう定着しているもの。もう疑問点がないもの。など)に関しては手を抜いてもいいです。手を抜くというと聞こえは悪いですが、あまり力を入れないでサクサクと終わらせるという意味です。丁寧に何度も書いて覚えなきゃいけないものもあれば、少し軽い字でスピード重視で取り組むものもある。そんなふうに強弱をつけて、取り組んでみてください。
おそらく担任の先生は、上記の「メリット」も踏まえて、意図があって宿題を大量すぎるほど出していると思いますし、その方針が変わらない以上、日々やっていくしかないと思うのですが、
でも。子どもにとって、「遊ぶ」ってすっごく大切なんですよ。
友だちと遊ぶ。一人で遊ぶ。きょうだいや近所の年齢の違う子と遊ぶ。
これって、かけがえのない経験です。
しかも、睡眠も子どもにとって、何より大切なものの一つです。体の成長にとっても、精神にとっても、脳にとっても。これらを奪うほどの宿題の量って、多すぎですからね。
○宿題って、本来は自分で決めるべきもの
2020年からアクティブラーニング(自発的に活発に学ぶ様々な取り組み)が導入されますが、私は、授業だけじゃなくて宿題こそ、自分で決められるようになっていってほしいなぁ、と思います。
自分の今日の課題は何だろう? 何がイマイチ分からなかっただろう? 何を定着したらいいだろう?今日の内容で、もっと調べてみたい、と思ったおもしろいことは何だった? 得意だから、もっとやりたいと思ったのは、どの問題だった?そういうのを先生と話し合って、自分で決めて持ち帰る。そういう「宿題」になれば、ホントに意味があるのになぁ、、と切に思うんですよね。
「宿題って今思えば、従順なサラリーマン養成ツールだったなぁ、、」と、先日私の友だちが冗談で言っていましたが(笑)冒頭のお子さまのようなケースを聞いていると、あながち冗談ではないような気もしてきますが、いかがでしょうか?
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学校の宿題がなくなるという習慣がまだない今、大量の宿題を与えられる子供たちの負担を少しでもなくしてあげたい。やらなくていいことは手抜きしたり、一人でやるのではなく誰かと一緒に取り組める環境がもっとあればいいなと思います。




秀凜