韓国の進学熱に異変あり? :専門学校への進学率が増加傾向

お隣の韓国といえば、科挙の伝統から、日本以上に受験戦争が過熱していることで有名です。229709
実際、韓国の高校生と話をしていたら、「四当五落」(4時間睡眠で勉強すれば合格するが、5時間寝てたら不合格になる)という、日本では死語になっている熟語が出てきて、高校生の間で現在も使われているそうです。
学歴信仰が強い韓国ですが、日本同様(それ以上か?)詰め込み教育の弊害が目立つようになり、進学熱に異変が起きているそうです。高等教育への進学率は依然高いものの、従来は身分が低いとみなされて敬遠されていた、職人や専門職につくための専門学校が人気になってきているとのこと。
「韓国の高等教育進学率の実際 進学率を引き上げる専門大学」リンク
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(2011年の高等教育進学率)72.5%という進学率は諸外国と比べて高いことには変わりがない。その背景として社会の学歴主義や大卒者と高卒者の賃金格差などが指摘される。もちろんそれらは否定されるものではないが、よりわかりやすい形で高等教育への進学率を引き上げているのが、専門大学と呼ばれる短期高等教育機関の存在である。2011年度の専門大学への進学率は25.8%で、高等教育機関進学者の4割近くを占めている。一方、4年制大学への進学率は放送通信大学も含め46.3%で(各種学校は含まない)、印象ほど高くはない。
 専門大学は、2~3年制の短期高等教育機関で、卒業すると準学位である「専門学士」を取得することができる。こうしたことから、日本の短期大学に相当する機関として紹介されることがしばしばである。しかしそれは専門大学の特徴の一側面を示しているに過ぎない。専門大学は専門的職業人を養成することを目的としており、教養教育よりは職業教育を主に提供している。その点で、日本の専修学校(専門課程)にも相当する機関と言える。専門大学に設置されている学科名を見てみると、カジノ経営科(済州観光大学)やゲーム・コンテンツ科(東ソウル大学)など、特定の職業に結びつく学科が少なくない。実際のカリキュラムも、より実践的な知識・技能の取得を目指す構成となっている。
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松重臣