生徒も親も進学を希望していないにもかかわらず、教員が進学を勧め、従順な学生が量産されている。

 生徒自身も親も進学を希望していないにもかかわらず、進路実績を上げたい教員が大学進学を勧めてその気にさせる。そして、大学進学のためには、学校生活の中でどれだけ教員の指示に従えるか、教員や制度に従順であるべきかと洗脳する。そうして、主体性ゼロ、他人の指示に従うことに迷いがない大学生が量産され、意味の無い数多くの大学の延命がはかられている。
リンクより引用します。
※※※以下、引用※※※
教育困難大学」に集まる主体性ゼロの学生達
明確な志望動機もないのに進学する理由は?
他人の指示に従うことに迷いがない生徒たち
(中略)
加えて、「教育困難校」や定時制高校から大学進学した生徒は、そもそも、自身が主体的に大学に行きたいと強く願っていない場合が多い。入学当初、生徒の進路目標は漠然としている。家庭の経済状況が厳しいこともあり、多くの保護者は「高卒で就職してくれたら」と本音では思っている。中には、保護者自身が仕事の場で「学歴差別を受けた」と感じており、子どもには大学進学をさせたいと願っている人もいるが、その高校に入った段階で大学進学は難しいだろうとあきらめている場合もある。
成績が平均以上の生徒には、教員も「大学に行ってみたら」と何度も勧める。しかし、「教育困難校」での成績は、本人の能力よりも学校生活の中でどれだけ教員の指示に従えるか、つまり教員や制度に従順であるかという点と大きな相関がある。他人の指示に従うことに迷いがないため、裏を返せば自主的に考えて行動することが非常に苦手な生徒も多い。
こうした生徒は、主体的な思考が求められる高等教育での学びには苦労することが予測される。しかし、進路実績を上げたいがため、生徒の特性や適性をまったく考慮せず、とにかく進学を勧める高校教員もいる。
当初は、大学進学に半信半疑な生徒と親も、教員に度々勧められることでしだいにその気になる。その段階になると、指定校推薦が来ている大学の中から、その生徒の性格や能力、さらに高校と大学の信頼関係などを考慮して、2~3の大学を具体的に勧める。並行して、かかる費用を何とか工面するように保護者にさまざまな情報を提供する。奨学金や教育ローンの説明も懇切丁寧に行い、場合によれば必要な書類も一緒に書く。
近年は、指定校推薦受験者や高校の成績が一定以上の受験者に入学金や授業料一部免除など費用面の特典をつける大学が多く、これは志望校決定の大きな決め手となっている。表向きは受験生の金銭的負担を軽減するためという理由になっているが、実は、学生募集に苦労する大学にとってもありがたい方法なのだろう。
(後略)
※※※引用、以上※※※




野崎章