お金持ちになるために資格は必要か不要か

先日出会った大学生の女の子。就職とその後結婚、出産後の働き方まで計画を立てているとのこと。育休後に社会復帰する為には資格が必要。資格があれば復帰するのに有利だと思うのでそれを選んだとのこと。大学と資格を取るための専門学校のダブルスクールを2年続けるそう。本当にやりたい仕事の為に資格を取るのではなく持ってたら使えるかもという発想で取る資格って本当にその時に使うかわからないし必要なのか?大学以外にも学校へ行く時間を増やして時間をかけてまで取るべきものなのか?そんなことに時間を使ってるなんて勿体無いなぁと感じました。
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世の中にはさまざまな職業があります。職業に伴って国家資格があり民間資格があり、数えきれないほどの検定などもあります。
「資格を取ったほうが有利ですか?」「お金持ちになれる資格ってなんですか?」
これらのような質問は、学生さんや新社会人の方から投げかけられることが多いです。今回は私なりの視点で資格についてお伝えしたいと思います。
■多くの人が資格は必要だと感じる理由
なぜ人は資格を取りたがるのでしょうか?必要だと感じるのでしょうか?
多くの人が頭ごなしに「資格が必要だ」と思うのには理由があります。もちろん企業や協会の広告戦略の影響もありますが、私が一番の理由だと思っているのは「無いと不安だから」という感情の問題です。
起業前だからその準備として…
投資をする前に予備知識として…
ちゃんとした資格を持ってないとなんか言われそうで…
確かに他の皆が資格を持っていて自分だけが持っていないと、不安になってしまう気持ちもわかりますが。あなたがやろうと思っていることには本当に資格が必要なのでしょうか?一度冷静になって根本に立ち返ってみてください。
「そもそも資格って本当に必要なのでしょうか?」
■絶対にやってはいけない資格の取り方
もちろん業務内容によっては資格が必須になることもあります。資格があったほうが有利なこともあります。しかし、資格を取るには気をつけなければいけないことがあります。ほとんどの人が資格を無駄にしてしまうのは、これが原因です。
「何も始めてもいないのに資格だけを先に取る」
なぜこれがいけないのかと言うと、「資格を取る」ということがゴールになり、それで満足してしまうからです。満足してしまったら人はしばらく休みたくなり、行動に移すのが遅れます。そして結局やらなくなります。
資格を取ろうと考えている方に言いたいのは「資格は後で取れ!」です。その時その場で使う事のない資格は、まさに「宝の持ち腐れ」。結局学んだ事をほとんど忘れてしまいます。
「良い資格だから先に取っておいたほうがいいかも」「就職に有利かも」それだけで取得する意味は全くありません。本当に必要に迫られればその時に取るでしょうし、その場合、現場ですぐに活用するので絶対にムダにはなりません。よほど将来の事業が明確でない限りは前もって準備しておく必要はありません。
■資格で勉強した内容は役に立つのか
ちなみに私は将来、不動産と金融業をやると決意していたので、大学中に不動産の業で必須となる「宅地建物取引主任者免許」や「FP」などを取得していましたが、それは補助があったり必ずやるという決意があったからというのが前提であったからです。
あくまでも私がお金の専門家として「必要」だから仕方なく取っている程度のものです。それらで得た知識が実務においてとても役立った!という実感はあまりありません。実際の現場ではほとんど使えません。
資格が無いと始められない業なども存在しますので、それに関しては必修といえますが正直なところ一般的な資格に関しては、、、、「まったくお金にならない」。これは確実に言えることでしょう。
お金が全てではないですが、せっかく「自己投資」をするのですから回収する心づもりがなければ、それはただの趣味か浪費です。自分にとって回収できるほどの価値があるのか?という視点は投資家やビジネスで成功したい方には必須の考え方と言えます。
「資格を取った方がいいか?」から考えるのではなく、「この事業に必須か?」といったように必要になりうる出費かどうかを逆算して資格を捉えてみましょう。
■資格を取る際に押さえておかなければいけないこと
もちろん「資格=悪」ではありません。多くの方は「今の自分にとって何が必要なのか?」が押さえられていないだけなのです。実際に使える資格もあるでしょう。しかし、それは今のあなたにとって本当に必要かどうかはわかりません。
みんなも持っているし、有名な資格だから取らなきゃいけない気がしてしまう。「取っておいて損はないんじゃないか?」と思ってしまいます。自分に何が合うかを押さえられていない人が多いから「とりあえず取っておこう」という人が多く、その結果「資格を売る側」だけがすごく儲かります。
「資格貧乏」のように資格だけは持っているものの、いつまでも貧乏な人。
「資格コレクター」のように、持っている資格の数を自慢している人。
あなたがそうならないためにも、まずは「考え方」を学んで欲しいと思っています。
ちなみに、「どうしても1つだけ資格を取るとしたら何が良いですか?」と聞かれたら・・・
それはまた次回の記事でお伝えします。




秀凜