偏差値によらない大学ランキング 国際順位とは<番狂わせ>も②

■THE大学ランキング2017日本版 by 英タイムズ・ハイアー・エデュケーション(別のサイトから内訳のみを抜粋しています)
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THE大学ランキング 日本版TOP50 (2017年)
 上記は、「大学入試の偏差値ランキング」では無い事に注意してください。THE大学ランキング日本版2017の評価基準は、下記の「4分野11項目」となります。
1.教育リソース(Resources)
学生一人あたりの資金:10pt
学生一人あたりの教員数:8pt
教員一人あたりの論文数・被引用回数:7pt
大学合格者の学力:6pt
教員一人あたりの競争的資金獲得数:7pt
計38pt
2.教育満足度(Engagement)
グローバル人材育成の重視(高校教員の評判調査):13pt
入学後の能力伸長(高校教員の評判調査):13pt
計26pt
3.教育成果(Outcomes)
企業人事の評判調査:7pt
研究者の評判調査:13pt
計20pt
4.国際性(Environment)
外国人学生比率:8pt
外国人教員比率:8pt
計16pt
 これら各評価基準の合計スコアによって、大学の格付け(順位付け)が行われています。
総合スコア(4分野合計)
1 東京大学 88.5 2 東北大学 87.4 3 京都大学 86.8 4 名古屋大学 86.3 4 東京工業大学 86.3 6 大阪大学 86.1 7 九州大学 85.1 8 北海道大学 82.8 9 筑波大学 81.7 10 早稲田大学 75.9
 総合スコアでは、1位の東京大学〜7位の九州大学まで、非常に激しいトップ争いを繰り広げています。8位以降は若干差が開いているように見受けられますが、”挽回不可能なほど大差”というわけではありません。この様子では、来年度(2018年度)のランキングになると、順位がガラッと入れ替わる可能性もありそうです。
教育リソースTOP10
 教育リソース分野では、医学系の大学(もしくは、医学部を持っている大学)が奮闘しました。評価基準に占める「資金力」の割合が大きいことが、その理由だと推測できます。
教育満足度TOP10
 教育満足度の1位は、国際教養大学です。全授業が英語になっていることで、高校教員から高い評価を得たものと推測できます。
教育成果TOP10
 教育成果の分野は、企業の人事担当者・研究者からの評判です。この分野の結果は、入学偏差値ランキングと似たような結果になっていますね。
国際性TOP10
 国際性の分野は、外国人教員・外国人留学生の比率が評価基準です。世界大学ランキングの評価において、「日本の大学はこの分野が弱い!」と、度々指摘されています。




坂本伸一