アメリカの就職サイトからも学歴が無意味であることがわかる

GIGAZINE」リンクというIT系ニュースサイトを見ていて、興味深い記事(2月15日)がありましたので紹介するとともに、思った事を述べたいと思います。ネット上にはグラフなどもあります。
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タイトル「エンジニアの能力の高さと学歴の間には何の関係もないことが判明」By Luftphilia
企業が優秀な人材を採るために少なからず評価の指針としているのが、学歴であるといえます。
「学力の高い学校に入れたのだからパフォーマンスが高いはず」「学校で周囲の環境から良い刺激をもらっているはず」などというのがその根拠であるわけですが、コンピューターエンジニアの能力について調査された結果からは、実は高学歴であることと能力の高さにはまったく関係がないことが明らかになっています。
原文↓
リンク
 この調査を行ったのは、オンラインで企業の採用担当者と求人者が匿名で面接を行えるプラットフォーム「リンク」です。このサービスはGoogleFacebookTwitterAmazon Web Services(AWS)、Microsoftといった企業の採用担当者が実際に活用しているというもので、主にプログラマーとしての仕事を探す求人者と採用担当者がスキルだけをもとにマッチングすることを可能にしているものです。そのため、企業は高いスキルを持つ人を幅広く、しかも効率的に集められる一方、求人者は学歴に左右されがちな選考レースを自分の実力だけで勝ち上がれるというメリットが存在しています。
 このようにして学歴や人種、性別の垣根を取り払うことを可能にしているinterviewing.ioは、実際にエンジニアとしてのスキルと学歴にどれほどの相関関係があるのかを調査しました。同社ではまず、アメリカにある大学を「エリート」「トップ15」「トップ50」「残り」の4つに分類(クラスター)しました。
・Top 50(トップ50):オハイオ州立大学、ニューヨーク大学アリゾナ州立大学など
・The rest(残り):ミシガン州立大学、ヴァンダービルト大学、ノースイースタン大学など
 評価の方法は、まずinterviewing.ioの初期テストに合格した人物が次に企業の面接を受けます。この面接は完全非対面・匿名で行われるため、企業側はスキル以外の相手の素性を知ることができません。面接後、企業の面接官は応募者の評価を低い方から1~4の4段階で評価します。
評価内容は、技術的スキル、問題解決能力、コミュニケイション能力等です。
このようにして行われた評価を、分析すると、どのクラスターも「評価3」の数が最も多く、また、数の多い順に評価を並べると、どのクラスターでも「3→2→4→1」と見事にそろっているのも興味深いところです。
 この評価方法で重要なのは、実は求人応募者のスキルは学歴にはほとんど左右されず、どの学歴クラスターに属していても優秀な人は同じように存在しているということが明らかになっているというわけです。
******抜粋・要約終わり******************************
 上のニュースはIT関連に特化したリクルートのような会社が行ったものですが、リクルートが実施した就職白書に似ている部分がある反面、リクルートの白書では1位の「人柄」が、アメリカでは入っていないのは、他民族国家ゆえの、観念的やり取り、契約が優先されるところにあるのと徹底的に能力重視であることでだと思います。
 この事例だけでなく、大学生に就職活動の話を聞くと、今までは、点数に表れて、それを取れるように頑張っていれば、大学まではこれた。でも就職活動は、何を目標とするのか分からない、難しいと話してくれました。成果目標が違うので当然ですが、それより、企業にたいして、何ができるとか、何が得意より、何をしたいかを語ったた方が、あなた
のことが伝わるはずですよとアドバイスしました。
 また別の例で、母親との面談で、学歴が高くても、追求力や共認形成力(人間力)がないと使い物にならないですよねと話すと、堰を切ったように、母親が、そうなんです、今の職場でも同じですと、内実を話していただいたり。
 ここまで、みんなが学歴が無意味と分かっているのにもかかわらず、学歴、成績信仰が強いのは、やはり、学校と塾による、植え付けが主原因だとおもわれます。




玉井幹也