2030年の子供たちに必要なこと~グローバル・ティーチャー賞2018トップ50に選ばれた堀尾美央先生~

「教師のノーベル賞」と呼ばれるグローバル・ティーチャー賞2018トップ50に選ばれた滋賀県米原高校の堀尾美央先生(32)のインタビュー記事。

賞の評価ポイントでもある、コミュニケーションツールとしてのICT(Skype・パワーポイント)を活用する授業スタイルについての記載や他教師についての気づきについてピックアップします。
*ICTは「Information and Communication Technology(インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジー)」の略語で日本では「情報通信技術」と訳。

以下、この記事を紹介します。
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――堀尾先生はなぜトップ50に選ばれたと思いますか
「英語を学ぶ意義や、コミュニケーションの楽しさを伝えられる実践をした点と、ICTを活用している点が評価されたのだと思います。今回のGESFのテーマが『2030年以降の世界の子供たちのために、どう準備をするか』で、第4次産業革命にも焦点があてられていました」

「本校には電子黒板等もないので、生徒が書いている答えを板書していると時間がかかります。そこで、私はノートパソコンを教室に持っていって、プロジェクターにつなぎ、ワードやパワーポイントの画面を黒板に投影して、生徒の様々な答えをどんどん拾い、そこに私がタイプしていって、クラス全員が色んな解答を共有できるようにしています」

「インターネット環境も必要ありませんし、生徒の視点では、自分が書いた解答が参考にされると自信になりますし、他の人にとっては『そういう考え方もあるのか』という理解にも繋がります。実際、2学期の定期考査に出題した英問英答では、生徒たちが自分で考えた様々な解答が見られ、面白かったです」

――世界のグローバル・ティーチャーと交流されて気づかれたことはありますか
「悩みや考えていることは一緒でした。ただ、みんなバイタリティがすごくて、教育の話になると『こうしたい』『こう変えたい』っていう思いや信念が強い上に、それを実現するために行動を起こせる人たちです。彼らをすごい人にしているのは、そういう部分じゃないでしょうか」

――優勝された アルパートン・コミュニティー・スクールの女性教師アンドリア・ザフィラコウさんはどんな先生でしたか
「とにかくエネルギッシュで、『お母さん』のような方でした。芸術の先生で、GESFの前の2日のワークショップで初めてお会いした時も、私が何気なしに着ていた服の柄から会話が始まりました。グローバル・ティーチャー賞の紹介文には、校内で飛び交う言語30カ国語以上の基本的なフレーズを覚えられたと書かれていて、『この人ならできるだろうな』と思えてしまう人です。オンラインニュースにも、彼女が両手をあげてガッツポーズをしている写真が掲載されていますが、まさにあの写真の通りの方です」

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我妻佑磨