中高生の起業:部活の感覚で、どんどん起業して行けばいい。:②/2

CAREER HACK
『子どもの「起業」への挑戦をつぶすな! 未来のために大人たちに出来るコト。比屋根隆×仲田洋子』

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(引用開始):①/2からの続き

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『部活の感覚で、どんどん起業してみればいい。』

学校や親など、大人たちの「起業」に対する偏見・理解不足を指摘する二人。さらに話は「なぜ大人たちは起業に抵抗感があるのか」という部分に展開していった。


比屋根:
起業って今はそんなにお金がかかるものではないし、私は「クラブ活動のひとつだと思ってやればいい」と思うんです。たとえばサッカーだったらクラブに入って練習や試合をして、家でもプロのDVD観て研究したりしますよね。起業だって子どもが「やりたい」と言うならやらせてみて、実践と研究を重ねていけばいい。プロの意見を聞くことだってすぐにできます。
でも、親や先生は「起業」のことを分からないから「怖い」と思ってしまうんですよね。そういう恐怖感を取り払う努力も必要だな、と感じています。
ITに関しても同じで、私の会社では高校生やその先生、親にITの楽しさを伝える活動もしていて、参加者のアンケートを見ると大人も子どもも「驚きました!」「ワクワクしました!」という反応がとても多い。ITにせよ、起業にせよ「可能性に触れる機会」が少ないだけなんじゃないかな、と。

仲田:
沖縄って娯楽が少ないから、中高生のスマホ所持率は結構高いですよね。でも、スマホで遊んでいても、アプリを自分で作れると思っている子はすごく少ないです。私も「自分で作れる」って知ったときは衝撃でした。衝撃が大きかったからこそ、それをきっかけにITとか起業とかに強く興味を持ったんです。
もしかすると沖縄特有かもしれないけれど、大人から「これくらいできれば十分」という言い方をされることが多いと感じていて…。そうすると向上心が芽生えないんですよね。子どもには「がんばればもっとできる」という可能性を見せていくべきなんじゃないかと考えています。

『広い世界を見せるためには、まずは大人が学ぶこと』

大人たちが子どもたちにどう可能性を見せていくか?こういったテーマに対し、比屋根さんから、とある大学教員の実例紹介があった。

比屋根:
もちろん関心を持っている大人もいて、Ryukyufrogs一期のとき、自費でシリコンバレー研修に参加した沖縄国際大学の先生がいたんですよ。彼は「教師が自ら体験しないと、学生たちに教えられない」と、その後1年間休職してシリコンバレーの大学に勉強に行きました。そういう理解のある先生がいると、周りにいる子たちの可能性も広がるはず。小中学校や高校でも先生の影響力ってかなり大きいから、先生が視野を広げていくことで子どもたちの可能性も広げてあげられる。

仲田:
そうですね。高校までって親以外で触れ合える大人は先生くらいしかいないんですよ。思春期だと親の言うことは聞きたくないこともあるから(笑)先生ってすごく大事。

比屋根:
確かにそうかもしれませんね(笑)そんな中でも、親や家族、地域の大人たちたちにもできることがあって。起業に関して「自分には分からない」「理解できない」というところで止まらず、アドバイスできる他の人につないであげたり、Ryukyufrogsのようなプログラムを見学にきたり、とにかく行動してほしい。今、話していて思ったのですが、Ryukyufrogsの大人版もやってもいいですね。いきなり「起業」をテーマにすると人が集まらないだろうから、大人たちが興味のあるようなテーマで、いろんな意見交換をする中で「こんな選択肢もあるんだ」と気づいてもらうような。

仲田:それすごくいいですね!ぜひ、やってください!

『次世代リーダーは、世界に飛び出し地元に還元する』

「地域の未来を担う次世代リーダー育成」のモデルとしても県内外から注目されるRyukyufrogs。対談の終盤ではその未来、卒業生たちの進路について語られた。

仲田:
Ryukyufrogsはすごくいいプログラムだと思うのですが、卒業生たちの進路について何かお考えなどあるんですか?

比屋根:
私たちが期待しているのは2つのパターンですね。ひとつは、一度世界に出ていろいろなことを身につけて沖縄に戻ってきてくれるパターン。もうひとつは、出て行ったら戻らなくていいから、地元を活かすビジネスを作ってくれるパターン。例えばシリコンバレーで起業してもいい。そのビジネスで沖縄の人材を活用するとか、地元の観光に関わるといったイメージです。
15年経ったら仲田さんは30代。その頃はもうわざわざ「グローバル」なんて当たり前すぎて言わなくなっているはずだから、世界中どこででも活躍できる人材になってほしい。そして志ある起業家が世界中に散らばって、ネットワークでつながっているような状況になるといいですね。

仲田:
私も、海外の大学で学んで、いつか戻ってきたいと思っています。

比屋根:
仲田さんとは以前に、政治も変えなきゃいけないという話もしていましたね。将来は戻ってきて知事になるというのもあり?

仲田:
はい、それも可能性のひとつですね(笑)

比屋根:
起業家としていろいろ苦労はあるとは思いますが、ぜひ成功して良いロールモデルになってほしいです。やっぱり人を動かすためには成功事例を増やすのが一番早かったりするので、我々もそのためにがんばっていきます。

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(引用終了)

 

 

 

松本幸二