仲間第一にも関わらず不登校になるには、子供が苦しむ理由がある。

この20年間、児童生徒数は減少し続けているが、不登校の割合は1.5倍にも増加。不登校のきっかけは、「友人との関係」53%、「学校の管理校則」10.8%(参照:リンク)。
新しいいじめ構造のクラスカーストのなかでの「友人関係」が5割以上(2人に1人)もあり、殆どの生徒がいじめをする側にもされる側にもなった経験がある。そして1割強の子供がこれまでにない異常なほど細かく厳しい「管理校則」を上げている。
子供たちにとっては「仲間が第一」、それでも不登校になるのには子供が苦しむ理由があり、親がそこに同化せず旧い価値観・常識に囚われていては子どもは苦しみから脱出できない。

不登校になったら終わり」ですか?かつては我が子を追い詰めた私の答え リンク より引用
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■そんなに不登校が怖いですか?
我が子が不登校になって日が浅い…。そんな親御さんによく見られる様子があります。
「もう1ヶ月も学校に行ってないんです。このまま行けなくなったらどうしよう...」「せめて朝ちゃんと起きて欲しい」「勉強だけでもしてくれなければ心配で...」といった反応です。
でも、これって結局「不登校していても体や心を休ませないで、いつでも学校に戻れるようになって」というメッセージを子どもに送ってしまっていることになると思います。
うちも、娘が小学校2年生で不登校になったときは、周りから「勉強が遅れたら大変よ」「甘やかしていたら本当に学校に行けなくなるわよ」「将来進学や就職ができなかったらどうするの」と言われていました。なので、不登校の子を持つ親御さんたちが周りから受けるプレッシャーのつらさはよくわかります。
それを承知で言わせていただきますが、そんなに不登校が怖いですか?
怖がっているのは「学校へ行かないとまともな大人になれない」と思い込んでいる親御さんだけではないですか?
<中略>

不登校はいつ終わるのでしょうか
不登校がいつ終わるのか。正直、こればかりはわかりません。
義務教育が終わり、高校進学を節目として立ち上がるになる子は多いですし、もっと早い段階で学校へ戻る子もいます。逆に、通信制高校などに進学してもスクーリングに行けず退学してそのまま引きこもる子もいます。高校、大学で不登校になる子も増えているようです。ただ、みなさんが恐れるように、不登校からそのまま引きこもりになる子も少なくないのが現実です。
ですが、親の会で当事者の青年に話を聞くと、引きこもっている間も「何とか世間とつながれないか」と自分の頭で必死に考えています。「これでいいや」と思っている子はいません。 無理に引っ張り出すなど不適切な対応をしない限り必ず自分の力で立ち上がります。
5年遅れて高校に進学して大学へ通っている子、引きこもっていたけれど居場所を見つけて週3日アルバイトをしている子、30歳を過ぎてから当事者活動であちこち飛び回っている子、私が行っている親の会だけでもいろいろなケースがあるのです。
ぐるりと回り道はするけれど、人一倍真剣に「なぜ生きるのか、どう生きるのか」考え、自分のペースで生きていく、そんな生き方があってもいいのではないでしょうか?

■私がたどり着いた答え
親は「子どもは学校に行って育つものだ」と思っています。 私もそうでした。不登校になるということは安心できるレールを外れて、どこをどう走るかわからないトロッコにのる感じです。
だけど、親が「学校第一」の価値観を持ったままで、家の中まで学校の価値観でいっぱいにしてしまったら、学校へ行けない子どもはどこで生きていけばいいのでしょうか。
私も娘が学校に行っている間は、家の中が学校化してました。
「宿題はできたの?」、「もっと丁寧に字を書きなさい」、「ちゃんと明日の用意をして」
「先生に怒られないようにちゃんとやりなさい」、って。
これがどれだけ学校がつらい子どもたちを追い詰めていたか、親の会に行くようになり、不登校中に死のうとした当事者の青年たちの声を聞いてよくわかりました。
<後略>

 

 

 

麻丘東出