勘違いされている「アクティブ・ラーニング」

「アクティブラーニング」
みんなで考えるという楽しい授業のはずなのに、ネガティブなイメージを持っている人が多いようです。

ウーマンエキサイトより、尾木直樹さんのメッセージの紹介です。リンク


―― 「アクティブ・ラーニング」という言葉は聞いたことがあります。

 先日、「アクティブ・ラーニング」について保護者から不安や悩みなどのご相談を受ける機会がありました。「うちの子は内気なんですが、アクティブ・ラーニングについていけるでしょうか?」といった感じのご質問があり、勘違いされている方が多いと思いましたね。


■勘違いされている「アクティブ・ラーニング」


―― どう勘違いされているのでしょうか? 
アクティブ・ラーニングというのは、授業の学習・指導の方法です。授業風景が変わっただけで、教えている内容は何も変わらないんです。そこらへんが、正確に皆さんに伝わっていないと感じました。

―― 「アクティブ・ラーニングという授業」が始まるんだと思っていましたが…。

アクティブ・ラーニングとは、あくまでも授業の方法論のひとつです。いままでは、先生が一方的に黒板に書いたものを、必死にノートに書き写して、覚えて、テストをやって、「はい、何点!」ということをやっていましたよね? そういうやり方ではなくなるんです。

―― 「そういう方向」に、教育が動いているということですね。

そうです。ただ、「アクティブ・ラーニング」という言葉がひとり歩きしてしまった結果、現場が混乱してしまったこともあり、文科省もこれはいけないと、結局次期学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」という言い方で説明されるようです。

そのポイントは、「対話」。対話を通じて、学びを深め、課題を解決していきます。対話というのは、友達との対話でもあるし、自分との対話でもある。先生との対話、文献との対話など、いろんな形がありますよね。他人と活発に議論すること=アクティブ・ラーニングというわけではないので、そこは誤解しないでくださいね。

 

 

 

 

北尾璃枝