自分で積極的に動いたときに得られる脳の反応は10倍!

何かをするときに、単に受け身でいて与えられるのではなく、自分で動いてその情報を得たときの脳の反応は10倍も強いのだそうです!!

ネズミのヒゲの事例を元に、興味深いデータがあるので紹介します☆

「脳の気持ちになって考えてみてください~自分で積極的に動いたときの反応は10倍。~」(2010-10-01) リンク より引用します。

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(引用開始)

糸井 :「やりはじめないと、やる気は出ません。脳の側坐核が活動するとやる気が出るのですが、側坐核は、何かをやりはじめないと活動しないので。」
このことばは、読んだ人から、毎年、すごく反響があるんです。
 基本的には、手帳に掲載する「日々のことば」というのは、その前の年の「ほぼ日」のコンテンツから抜粋することになっているんですけど、このことばは、もう、殿堂入りみたいなもので。 

池谷:ありがとうございます(笑)。そういう、やる気の話題でしたら、その後、積極性に関するおもしろい実験データがあって。 

糸井:おお、ぜひ。 

池谷:私が「脳はそんな仕組みで‥‥」と、ことばで説明するより、ネズミの脳の、たった1個のニューロンが示す挙動のほうがはるかに雄弁なことがあるんです。
たとえば、ネズミのヒゲ。あのヒゲって、ものすごく敏感で、人間の人差し指の先くらいの感度があるみたいなんです。
だから、ヒゲでちょっと触れただけで、それがザラザラしたものか、ツルツルしたものか、判断できるみたいなんです。 

糸井 :ほーー。 

池谷:つまり、脳の反応が違うんですね。ヒゲに対応した脳部位からニューロンの発火を記録していると、ザラザラしたものにヒゲが触ったときと、ツルツルしたものに触るときで、ニューロンの反応パターンが異なるわけです。この実験やってるとおもしろいことがわかって、ときどきなんですけど、ヒゲに触ろうと、ものを近づけると、ネズミが自分からヒゲを動かして触りにくることがあるんですよ。で、このときの脳の反応が、ただ触れられたときより、10倍ぐらい強いんです。

糸井: へぇぇ(笑)。 

池谷:単なるニューロンの電気化学応答なんですけど、ものすごく雄弁じゃないですか。 

糸井 :つまり、受け身でいるか、自分から行くかで。 

池谷: そう。まったく違うんです。
だから、たとえば、ある事実なり情報なりを知るとして、 授業かなんかで受動的にそれを知るときよりも、自分が身体を動かして積極的にその情報を得に行ったときのほうが、
 脳が敏感に反応するんですよ。 

糸井: わっちゃー(笑)。 

池谷:相手に知っておいてほしいことや、覚えておいてほしいことがあったら、それを押しつけるよりも、ただ、まわりにこう、置いておくだけでいいのかな、と。 

糸井 :置いておく。それに自分から触ってもらうようにする。 

池谷 :そう。置くって勇気いるじゃないですか。
    気づいてくれなかったら
    それで終わっちゃうから。
   でも、気づいてもらったときの脳への効果は抜群。

(引用ここまで)
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空野 晴美