「均質化」された自分から脱却せよ

 筑波大学の落合陽一氏はこう語る。
 日本は、人口増加を見通してマスコミュニケーションと近代教育が大きく発展していった。

以下リンクより(リンク

日本はマスコミュニケーションと近代教育が最も効果的に作用した国家だと思います。人が自然に増えていくことを前提として国をつくることを考えると、「群衆」を「均質化」するほうが効率的だったわけです。多種多様な国民性だったら統率は取りにくいですからね。
だから、マスコミや近代教育の力で同じ情報、同じ教育を施し、可能な限り人を均質化していったんです。経済が伸びているときには効果的ですから。
しかし、これからは違います。人は減っていく。そうなれば、政策、経済計画、教育、社会インフラと、ありとあらゆることを変えていかなければならない。
均質化から解き放たれなければならない。これはいろいろな側面で出てきます。たとえば地方と都市圏。これまでも人口の差はありましたけど、これからはもっと差が出る。だとしたら、都市圏では通用するビジネスが、地方ではこれまで以上に成り立たない。そして、その逆もあるわけです。
人口が減れば、さまざまな問題が起きてくるんです。首都圏と地方では進めるべき施策がもっと変わってくる。たとえば、昔は数百人の集落のために維持していた社会インフラがおじいちゃん1人になってしまったとする。でも、1人になったからといってそのインフラをなくすことはないですよね。
では、そのインフラを維持するために電気を売るとかこれまでとは違う、しかも首都圏とは違う施策が必要になる。中央集権的な統治から、より一層独立分散的な考え方が重要になってくるんです。
加えて受け止めなければならないのが高齢化。体が不自由な人が、人口減とは反比例するように増えていく。高齢化という大きな課題を、私たちは数十年かけてテクノロジーの力で解決していかなければならないんです。
目が見えない、耳が聞こえない、手足が思うように動かないなど、人によって抱える不自由をテクノロジーが解決できることは今でもあるし、これからももっと増え続けるでしょう。
たとえば、私も協力している、富士通が開発した髪の毛で音を感じるインターフェイス「Ontenna」もその一つだと思います。
 私はこうした社会課題にも貢献するようなテクノロジーを研究開発し、それを社会実装するようなことをやっているんです。大学で約45人の学生を教え共同研究しながら、時には企業とも連携しながら、テクノロジーを社会実装する。それが私の仕事です。
そして、企業が今後の成長戦略を考えるうえでも、こうした人口減少や少子高齢化は念頭に入れなければなりません。
別の観点からも均質化からの脱皮は必要です。テクノロジー的に、過去はテレビや雑誌、新聞から得られる情報しかなかったわけですけど、今はパーソナルデバイスを片手に、さまざまな情報が手に入る。全員で1つの画面を見て同じ情報を得ていた時とは違います。これからはシンプルで「個」に最適化されたプロダクトやサービスがより一層求められるのです。
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 平等という言葉に隠れて実在しているのが、日本人の均質化。
 お偉いさんは、増加する日本人を、教育の枠で捉え管理するつもりだったが、実情は、減少している。その現実を直視し、自分はどうするか?を追求していく必要があると考えさせられたし行動していく必要があるだろう。

 

 

 

匿名希望