学校現場の教員に話を聞いてみた。アクティブラーニングへの転換を遅らせている原因とは!?

先日、大阪で小学校と中学校で教員をしている友人から話を聞く機会があったので、これから主流になっていくアクティブラーニングに対する教員側の意識を聞いてみました。

以下、聞いた話をまとめます。
・小学校・中学校とともに20代~30代の若い先生ほど、新しい教育(アクティブラーニングなど)に関心があり、導入しようと熱心。
・でも、自分も経験してきていない授業形態なので、どうすればいいかかなり悩んでいる。いろいろ相談しながらやっている。
・逆に一定経験のある40代以上の先生ほど、今までの経験や体験にとらわれているように見える。アクティブラーニングは無理だ(=生徒にできない)と思っている。
・ベテランの先生ほど、授業を変えたがらない。アクティブラーニングに否定的。だから、教員側としてもお互いの授業に対して、どう向上させていくかをもっと考えたいのに、全然まとまらない。

話を聞いていくうちに、小学校と中学校では、教員のアクティブラーニングに対する取り組み姿勢や意識が大きく異なっていると感じた。この友人も含めた小学校教員の方が、全体的にアクティブラーニングに肯定的。実際にやってみての実感を聞いても、小学校教員は子どもたちの勉強に対する意欲が以前に比べてではあるが、主体的になってきていると感じているようだ。

では、中学校で教員側のアクティブラーニングに対する否定的な意識はどこからくるのか。
どうやら中学校では「定期テスト」という存在が、授業形態の転換の大きな壁になっているようだ。

自分が授業で教えたことがちゃんとわかっているかどうか。それをはかる定期テスト
子どもたちの興味があろうがなかろうか、どんどん進んでいく講義による授業。

小学校で勉強に対する意欲があがっても、これでは中学校で子どもたちの意欲があがらないのも当然だ。

全国学力調査テストでも、大阪市は2年連続最下位。
それは、アクティブラーニング導入率と大きく関連しているのではないか。

成果をあげるには、子どもたちの意欲をあげていくことが大事。意欲を上げるには、授業への参加度を上げること。
授業内容を変えれば、知識偏重のテストの内容も変わるはず。

大阪の教育を変えていくためにも、友人たちには、ぜひ新しいテストを実践してほしい、と伝えておいた。

 

 

 

 

katsu