娘をハーバード大に現役合格させた母の家庭学習法①

テレビ番組では「バブリーお母さんの5分の教育法 リンク」と紹介されていた様ですが、もう少し詳しく知るために、ご本人の記事を紹介します。
リンク より転載させて頂きます。

小学からずっと公立学校、塾には通わないで、ハーバード大学に現役合格した廣津留すみれさん。彼女の母・真理さんが明かしてくれたのは、家庭教育を最重要視する教育法だった。

文・廣津留真理(Dirigo代表)

2012年、大分の県立高校に通っていた女子高生・廣津留(ひろつる)すみれさんが米ハーバード大学に現役合格するというニュースが話題となりました。一見、普通の高校生活を送っていたかに見えたすみれさんですが、「模試は受けない」「苦手科目は捨てる」「宿題は丸写しでいい」など、母親・真理さん流の家庭教育は実に個性的なものでした。

『世界に通用する一流の育て方リンク』の著書もある廣津留真理さんに、その教育方針について語っていただきます。

■子どもの教育を学校や塾に丸投げしない

2012年、一人娘のすみれが地元大分の県立大分上野丘高校から米ハーバード大に現役合格しました。当時、ハーバードを受験することは、ほとんど公言していませんでしたから、学校の先生も同級生も、かなり驚いたそうです。

おかげさまで娘は今年5月、ハーバードを無事卒業、9月からはニューヨークのジュリアード音楽院修士課程に進んでいます。

地方の学校から海外のトップ大学に合格するのは、生まれつき優秀な学力を備えた、「特別な資質を持つ子の事例」のように思われるかもしれません。しかし、親が学校や塾に勉強を丸投げしないように意識を改めることから始めれば、スポーツや芸術分野では当たり前の「海外進学」が、一般の大学選びにおいてもこれからの時代の進路選択のひとつになると私は思っています。

特に、ハーバードのように奨学金が充実していて、入試が学部ごとに分かれておらず受験生全員が同じ試験というのは、まず学部を決めてから入試に取り組む日本の高校生に比べると、進路決定に数年の余裕がもてる点でありがたいことだと思います。

進学、就職でも何にせよ、進む道を決めて備えるのは子ども自身ですが、「世の中の幅広い選択肢に気づく子どもに育てる」のが家庭の最重要課題だと私は考えてきました。

■学習塾には通わない、家庭学習を最重要視

娘は幼い頃から一度も学習塾に通ったことはありません。それは何より、私自身が家庭学習を重視してきたからです。

もちろん、最初から確固たる教育理論など持ち合わせていたわけではありません。娘を妊娠したときから、私は家庭学習の準備を始めました。学術書を含めて、育児本を200冊ほど読むことからスタートしたのです。

時間を自由に使える幼少期は、家庭学習の機会にあふれています。特に力を入れたのは、私自身が好きだった英語と音楽です。娘が0歳のときから英語と日本語の絵本を「読み聞かせ」して、2歳からは娘1人でも読める市販の教材や手づくりの絵本で日本語と英語の読み方を教えました。

バイオリンも2歳からはじめ、その後、演奏会で披露したりコンクールで入賞したりしました。「バイオリンを習わせていた」というとお金持ちだと思われそうですが、わが家は地方都市・大分の平均的な家庭です。

娘にバイオリンを習わせることができたのは、幼稚園は年長の1年だけしか通わなかったこと、それに塾通いを一切しなかったため、学費を抑えられたことが大きいです。小中高すべて地元大分の公立校で、その12年間通算の学費はたった50万円ほどでした。

昔ながらの5教科7科目対策にかける労力を削ると、財政的にも時間的にも、できることの選択肢がぐんと広がります。そこから子どもが自分で選んだものは、親が口を挟まなくとも喜んで、勝手にやっていきます。

~②につづく

 

 

 

橋口健一