4歳半で起業、CEO歴7年ーー11歳の経営者、ミカイラの冒険

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4歳半で自家製レモネードを開発、製造、販売する会社を起業した少女、ミカイラ。いまやスターバックスまでもが業務提携先となった会社は、いかにして経営されてきたのだろうか。

きっかけはハチとレモネード、そして曽祖母だ。4歳のときにハチに刺されたことから、ハチという生き物について子どもながらに調べ始めていた。さらに同時期には両親の勧めで子ども向けビジネスコンテストの「ナショナル・レモネード・デイ」に参加。その際、遠方の曽祖母が送ってくれたレモネードのレシピをヒントに、砂糖の代わりに蜂蜜を使うレモネードを考案した。

そうやって生まれたのが「Bee Sweet Lemonade」だ。デルのイベントでステージに立ったミカイラは、「ほかの子ども達、とくに女の子が起業することを勇気づけたいんです。バカにする人がいるかもしれないけれど、勇気を出して。子どもの起業を支援する組織に助けを求めたりして、必ず実現してほしいんです」と呼びかけた。

家族が支えるミカイラの夢

ミカイラの父、セオドアは起業当時のことを次のように振り返った。
「4歳を過ぎて、お金に興味を持ち始めたときのことです。父親としてミカイラには、お金はどこからきて、どうやって使うのかを理解してほしかった。お金があることに感謝する人、そして他の人々に配慮できる人になってほしかったのです」
「蜂に刺されてから、虫を嫌うようになりました。自然に親しめなくなるのではと心配したのですが、ハチがどんな役割を果たしているのかを知ってほしくて、図書館に連れていったり、教育的な動画を見せたりもしました」
セオドアはいま、会社員として働くかたわら、ミカイラの会社の財務も監督している。

ミカイラは2016年、自然食品スーパーのホールフーズ・マーケットと1100万ドルの提携を結んだ。テキサスを初め全米と国外に400以上の店舗を構えるホールフーズ・マーケットの店頭に、ミカイラのレモネードが並ぶことになった。
スターバックスとも契約を交わし、約40店舗でMe & the Beesの製品を販売し始める。

業務提携先との交渉のやり方や店頭プロモーション、ソーシャルメディアでのPR手法を教えているのが、母親のダンドラだ。
「ごく普通の小学生なんですよ。朝起きてご飯を食べて学校に行って、午後3時過ぎまで勉強します。放課後は課外活動に参加することもありますが、取材を受けることもあります」
“写真家”を名乗る弟、ジェイコブと喧嘩する日だってもちろんある。

セオドアの子育ての方針は明確だ。学業をはじめ、合気道や旅行などの経験全般を大切にし、他人を尊重できるようになることが最優先だと考えている。「ビジネスは、そういう資質が身についてこそ、ですね」とはセオドアの言である。
ミカイラと父のセオドア。ビジネスを教えるのと子育ては別だという。

オバマ大統領を紹介します」
それでも、オバマ大統領と知り合いであるというのは普通ではない。
ミカイラは6月にオバマ大統領夫妻が開催したイベント「United State of Women Summit」に登場し、政治家だけでなくオプラ・ウィンフリーケリー・ワシントンなどの著名人を前にして、大統領を聴衆に紹介する役を務めた。4月には若者向けのイベント「We Day」で、マイクロソフトCEOのサティア・ナデラとともにステージに立った。

デルのイベントに参加している子どもたちや地元ケープタウンの学生と一緒にいるミカイラは、ごく普通の少女に見える。いそがしく動き回り、ガールズトークをしたり、フェイスペイントをしてもらったりと、そんなことが楽しくてしょうがない、11歳なりの子どもなのだ。

いそがしく働くミカイラ。多くの人が彼女のブースを訪れていた。
「ミカイラ、2分だけ」と頼んでインタビューを打診すると、快く応じてくれた。

──将来の夢は?10年後も今の会社を続けていると思う?
うん。たぶんレモネード以外のビジネスもやっていると思う。

──ボーイフレンドはいる?
いない。男の子の話をする友達もいるけど、いまはビジネスの方が楽しいの。

ミカイラのレモネードは米国でしか買えないが、今後は国際展開も考えているとのこと。日本上陸の可能性もありそうだ。

 

 

 

 

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