年々、評価の挙がっている美大生2

■OGの熱いバックアップで人気企業のデザイナー職への就職も可能に
女子美術大学のキャリアサポートの大きな特徴は何ですか。
デザイナー職向けガイダンス風景
3年生になると就職希望の学生全員と面談を行い、一人ひとりの希望に沿って指導を行います。しかし、女子美の大きな特徴は、デザイナー職を希望する在学生に対し、卒業生が積極的に協力し、採用についてのアドバイスをしてくれる、それが脈々と受け継がれていることです。学生が取り組んだ作品について、現役のデザイナーのOGが親身にアドバイスをしてくれるのです。そのアドバイスを活かして希望の企業に入社した学生が数年後にまた後輩にアドバイスをしてくれる。特に㈱サンリオ・サンエックス㈱といったキャラクター系企業には毎年デザイナー職で内定者を輩出、女子美の卒業生が多く活躍しており、「将来サンリオに就職したいので、女子美に入学しました」という学生もいるほどです。その他にも家電、おもちゃ、ファッション関連などさまざまな企業でデザイナーとして一線で活躍しているOGが大学に来て、在校生の相談にとても熱心に乗ってくれています。

■「好きなことを仕事にできる」美大生ならではの特権
美術大学は就職が心配という高校生や保護者、高校教師に伝えたいことは?
経済学を学んで会社で経理の仕事をする人ももちろんいますが、美大生は本当に自分の好きなこと、やりたいことを仕事にできるチャンスがあります。好きなことから生まれた、創造力や発想力で、世の中の人を感動させることができる仕事に就けるチャンスがあるのは美大生の特権だと思います。
また、新進のゲームやアプリの制作会社への就職というと保護者の方は顔をしかめますが、そこに自分の能力を活かせる仕事があれば、思い切って飛び込んで自身のスキルを上げていけばいいと。スキルが上がれば、同じ企業で一生働くのではなく、レベルアップのための転職もあるのがクリエーターだと思うからです。ただ、同じゲーム業界でも研修制度が充実し、先輩がついてしっかり指導してくれるという企業もありますから、学生が初めての仕事についてもすんなりと入って力をつけてくれるのではないかと思います。みんな目標は世界の人に楽しんでもらえるゲームを作りたいという希望を持って働いているので、そんな容易く辞めてしまうことはないようです。
また、女子美には全国の企業から求人が集まってきますし、教員や卒業生による大学全体の進路支援体制も充実しています。また社会に出たあと、転職でキャリアアップしたいという卒業生に対しても、登録制ではありますが、求人情報のメール配信や、個別相談のフォローも行っています。
美大に興味がある方は、パンフレットを取り寄せるだけでなく、ぜひオープンキャンパスに来て、美大のおもしろさや楽しさを実際に見てください。将来にやりたい仕事、職業などの相談も親身にお受けしています。

 

 

 

柴田英明