就職前線-高卒者が「金の卵」に

企業の人手不足を象徴する潮流。今では求職者が面接官を面接する時代。
昨年度の短大・大学への進学率は57.9%、残りの43%は高卒中卒者。今ここに企業が注目している。大学へ進学する意味がより問われる時代になった。
以下、「世界のニュース トトメス5世」リンク より。
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2019年02月20日12:00
就職活動の変化 面接は応募者が選ぶ時代、企業は高卒者に注目

○応募者が面接官を選ぶ時代
デフレの就職難も今は昔になり、いまでは求職者が面接官を「面接」するのが面接とも言われています。
最近企業では面接セミナーへの参加が流行っているが、面接官をセミナーに行かせて好感度を上げるのが目的です。
面接官の印象が悪いために面接者に逃げられてしまい、労働者不足を解消できなくなるのを企業は恐れている。

10年前には面接官はイスにふんぞり返って応募者に意地悪質問をする「圧迫面接」が流行っていました。人材会社エン・ジャパンの調査では、応募しながら面接を辞退した人が27%居て、当日キャンセルした人も8%存在した。
キャンセルした35%は他社に内定したり、応募したが他社のほうが条件が良かったり、応募したが希望と違ったという人も多かった。

今は少しでも自分の希望と違ったら、応募してもキャンセルして他社の面接を受ければ良いと考える求職者が多い。
面接当日にキャンセルした人の理由は、企業の対応が悪かった、行くのが面倒になった、面接の連絡が遅かったなど些細なことが多かった。
こうした事からも面接の主導権を握っているのは企業や面接官ではなく、応募者側になったと言えます。

○高卒者が再び「金の卵」に
金の卵と言っても今時誰も知らないが、昭和30年前後に高度経済成長が始まったころ、中卒(現在の高卒)や義務教育のみの人がこう呼ばれた。
大卒者はもともと少なかったのですぐに居なくなり、大量生産の工場労働者として地方の中卒者争奪戦になった。
農村から集団就職で都会に出てきた若者が都会の工場で働いて輸出産業を支え、1991年のバブル崩壊まで40年近くも日本経済は成長し続けた。

現代の日本でも大卒20%・短大15%、高卒47%、中卒18%ほどで、実は先進国で最も大学進学率が低い。
少ない若者の中で4年制大学を卒業するのは2割だけで、後は短大・高卒・中卒となっている。
他の先進国と比べて日本は学歴による収入格差が少ないので、今まで高卒者を積極的に雇うメリットが少なかった。

SEやプログラマーは従来大卒者を採用していた企業も、募集しても応募が定員に達しない状態が続いている。
そこで情報処理高校卒や専門学校卒を採用し始め、企業は優秀な人材が獲得できたとしている。
昨年度の短大と大学への進学率は57.9%で、逆に言うと43%は高卒中卒者であり、この人たちに注目が集まっている。

(以上)

 

 

 

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