PTAに参加してみて。、「リアルな社会の空気が薄い」。でも、可能性も。

 これまで、子供達が通う幼稚園や小学校で、何か特別な役をする事は無かったが、今年度、ひょんな事から小学校のPTAを務める事になった。まだ、始動したばかりだが、いくつかの会議に出る中で、驚いた事がいくつかあった。

 一つ目は、びっくりするほど多くの大人の方々が、子供達の活動に関わって下さっているという事。

 放課後、教室や運動場をつかって、宿題はもとより、読書やオセロ、色々な遊びをやっている。外部委託の会社も入っているが、主要には、地域のボランティアの方々によって運営されている。

 この他、生徒の登下校を見守ってくださったり、野菜づくり、盆踊り、町のパレード、ネイティブ英語教室などなど。正直、こんなにも多くの行事が行われていたのかとびっくりした。

 二つ目は、そのメンバーの構成。現役役員は生徒の保護者に限定されているので、年齢はだいたい30代~40代で、9割方がお母さん。稀に見るお父さんは、比較的時間の融通がきく個人事業者の方。

 各種委員やボランティアの方々は、一線を退いた年配の方々でほぼ占められる。年齢は65歳以上で、こちらは、男性7割、女性3割といった感じ。

 なにか、独特の空気感。

 先人のご意見という事で、発言されるのは年配の方々が中心になる。どなたも子供達の事を第一に考えて下さり、本当に頭が下がるのだが、その方々が生きてこられた時代と今の時代とのギャップは、事実として大きくあり、今の子供達が置かれている状況、今の社会がダイナミックに変化している状況をつかむ事は難しい。

 一方、現役役員は、時間の調整がききやすい方々にお願いしており、外でバリバリ働いてますという方は殆どいない。会議によっては、そこに、小学校の校長先生、教頭先生が参加する事になるのだが、何か、独特の空気感。

 一言で言うと、「リアルな社会の空気が薄い」という感覚。過去からの慣例、20世紀の価値観、そのような空気の中で窒息しそうな感覚。

 社会はどのような方向に進もうとしているのか。そのために社会ではどのような力が求められているのか。子供達は何を求めているのか。学校、地域の先端事例はどのようになっているのか。このような「フレッシュ」な空気が欲しくなる。

 で、もう一つ驚いた&嬉しかった事。ある教員の方と話したら、「宿題無し、テスト無し」の学校に感銘を受け、なんとか少しでも実現できればと、校長先生も含め、先生同士で話をしていると。そして、「この地域では限界があるんですよね」と、何らか上位団体(教育委員会?)からのプレッシャーがある事も教えてくれた。それは、PTAに対する期待だと(勝手に)解釈しました。

 ひょっとすると、PTAと教員有志が一緒になって、学校を変えるという事は、公立小学校でもありえるのではと感じています。

 

 

 

匿名希望