PTAに参加してみて。「運営計画」からみえる可能性と限界。求められるのは共認形成の武器。

 PTAの活動に参加して1カ月ほどたちました。今回は「学校協議会」について紹介します。

 学校協議会とは、学校運営に関して、学校と保護者、地域が一体となって議論するために設けられたもので、年に4回ほど開催されます。

 先日、初回の学校協議会が開催され、そこでは、その年度の「運営計画」が、校長から発表されました。内容は、現状と課題⇒中期目標⇒年度目標⇒具体方針という構成でした。

 驚いた事は2点。1点目は、現状と課題、それを受けての中期目標の内容が、非常に的を得ているという事。先が見えない、簡単に答えが出せない今の社会において、自ら状況をつかみ、課題を発掘し、仲間とともに追求する力を育むという趣旨。共通学力テストの点数を追いかけるような指導を行うのは本末転倒であるとも書かれている。失礼ながら、そこまで期待していなかったので、正直驚いた。

 そして2点目は、年度目標、特に、具体方針の中身がスカスカという事。「一人一人の学力に応じて創意工夫する」的な内容。前段で「おー!」と思った後だけに「ガクッ」ときた。

 なんでだろう?

 小規模な学校とはいえ、教員は20名程いると思われる。公立学校のため、教員は3年ほどで他校に移る。そんな中で、集団を可能性で統合する難しさがあるのではと想像する。総論賛成各論反対の空気。

 それでも、校長をはじめとして、おそらく数名の教員は「変革の必要性と可能性」を持っているという感触はある。成員の半分が変われば、組織は変わると考えれば、もう一押しのようにも思う。

 校長をはじめ、変革派の方々は、人々の共認を形成する武器(=事実と理論)を求めているのではと想像している。

 

 

 

匿名希望