大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けること

今年の東大入学式での上野千鶴子氏による祝辞が話題なった。

待ち受けているのは予測不可能な未知の世界。
未知を求めて世界へ飛び出してください。
どんな環境でも、生きていける知を身につけてもらいたい。
大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではない。
これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けること。

何があっても生きていける力、、、
暗記脳、公式脳、試験脳で東大に合格したものの、
待ち受けているのは学校の勉強では決して身につかない力、、、
学校教育を根本から見直さなければならないと示唆している祝辞。


平成31年東京大学学部入学式 祝辞(リンク
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あなた方を待ち受けているのは、これまでのセオリーが当てはまらない、予測不可能な未知の世界です。

これまであなた方は正解のある知を求めてきました。

これからあなた方を待っているのは、正解のない問いに満ちた世界です。

学内に多様性がなぜ必要かと言えば、新しい価値とはシステムとシステムのあいだ、異文化が摩擦するところに生まれるからです。

学内にとどまる必要はありません。

東大には海外留学や国際交流、国内の地域課題の解決に関わる活動をサポートする仕組みもあります。

未知を求めて、よその世界にも飛び出してください。

異文化を怖れる必要はありません。

人間が生きているところでなら、どこでも生きていけます。

あなた方には、東大ブランドがまったく通用しない世界でも、どんな環境でも、どんな世界でも、たとえ難民になってでも、生きていける知を身につけてもらいたい。

大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。

知を生み出す知を、メタ知識といいます。

そのメタ知識を学生に身につけてもらうことこそが、大学の使命です。

ようこそ、東京大学へ。
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宮田一郎