5カ国の小学校の座席システム。 実は、全部違った。

小学校の席。どういうレイアウトでしたか?

座り方を変えながら学びへのスタンスを反映しています。座り方によって
は、先生は偉いというよりは、先生は遠い親戚のような感覚にもなりま
す。


児童の性格や教えたいことに合わせて座り方をシフトさせれば、いろんな
やり方があることを子どもたちにも教えることになり、将来につながって
いくかもしれません。


(以下引用)

みんなで黒板とその前に立つ先生に向かって座るのが一般的だと思ってい
た私は、8歳にしてその考えを裏切られることになる。イギリスの小学校
で。

その後も、さらにいろんな国のいろんな座席システムに出合った。男女ペ
ア席、一人席、5~6人で一つのテーブルを囲む座り方、机を一つの円を
つくるように並べてみんな向き合う座り方、複数の家具を教科ごとに使い
分けるやり方…。それは、転校するたびにルールが変わるゲームのようで
面白かった。

ロシアの小学校では男女がペアで一つの長めの机に座る。男子が左、女子
が右。左利きがいる場合はペアで座る。席替えはあまりなく、10年同じ
席、同じペアということも十分あり得る。男女ペア席の場合、子どもの授
業における集中力がアップするようだ。なぜなら、小学生の男女は友達に
なることが少なく、そのため授業中の雑談が少なくなり、みんなまじめに
先生の話を聞くようになる。

また、あえてやんちゃな男子を勉強がデキル女子の横に座らせるとこの効
果はさらに向上する。責任感が強いデキル女子が勝手にやんちゃな男子の
世話役になることが多く、男の子の学力上達の可能性が見込めるようだ。

みんな、黒板の前にいる先生に向かって座り、話を聞いて、聞かれたら挙
手して答える。正解ならそれが個の優越感につながり、毎日が戦いだっ
た。これが当たり前だと思っていた。

小学校3年生でイギリス・ケンブリッジの小学校に転校した日、教室には
まるでご飯を食べるようないくつかの大きめなテーブルだけが並んでい
た。ほう、ここはきっとご飯を食べる部屋だ。ロシアでは朝食も学校で出
るので朝一にそこへ通されたのも理解できる。

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松山恵実